角打ちが違法と言われる理由とは。安心して楽しむために知っておきたいこと

角打ち

「角打ちは、飲食店ではないのにお酒を出しているから違法ではないのか?」

という声を聞いたことはありませんか?

結論から言うと、角打ちは違法ではありません。

角打ちでは、お酒を「提供」しているのではなく、「販売」しているのです。

…ちょっとややこしいですよね。

そこで今回は、角打ちが違法ではないかと言われる理由と、角打ちが違法ではない根拠、角打ちの立ち位置について詳しく解説します!

これから角打ちを楽しんでみたい!という方は、ぜひ最後まで読んで下さいね。

 

そもそも角打ち(かくうち)とは

まず、読み方ですが、角打ちは「かくうち」と読みます。

角打ちの意味

角打ちの意味は大きく二つです。

  • 酒屋で購入したお酒を店内で飲むこと
  • 購入したお酒を店内で飲めるスペースのこと

もともとは、酒屋さんの一角で購入したお酒を飲むことや、その酒屋さんのことを角打ちと呼びます。

ですが、現在では、「角打ち」という名前を付けた飲食店(レストランや居酒屋など)も増えているようです。

※この飲食店は正式には角打ちではありません。それは後ほどご説明します!

 

角打ちが違法では?と言われる理由

 

次に、角打ちが違法ではないかと言われる理由について解説します。

なぜ角打ちが違法ではと言われるかというと、

「酒屋さんは飲食店ではないから、お酒やおつまみの提供ができないはずだ。だから違法である」

という理由のようです。

実は、この理屈はその通りなのです。

ここで説明すると、酒屋さんと、レストランや居酒屋のような「飲食店」とは全く別です。

酒屋さんが営業に必要な免許は「酒類小売業免許」。

対して、レストランや居酒屋のような飲食店では、「飲食業許可」となります。

 本来ならば、店内でお酒やおつまみを提供するのであれば、「飲食業許可」が必要です。

 ですが、ほとんどの酒屋さんは飲食業許可を取っていません。(飲食店ではないため)

ここが、違法ではないかと言われる理由です。

 

なぜ、角打ちは違法ではないのか

角打ちである酒屋さんは、飲食業許可をとっていないにもかかわらず、なぜ違法ではないのでしょうか。

角打ちはこのような立ち位置です。

お酒を提供しているのではなく、販売したお酒をお客さんが場所を借りて飲んでいる。

そのため、おつまみも、乾きものや、調理不要の缶詰が多いです。

お酒もおつまみも、提供しているのではなく、販売している。

酒屋さんで販売しているものをお客さんが買って、その場で飲んだり食べたりしている、というのが角打ちなのです。

お酒を購入した「お客さんが店内で飲んでいるだけ」ですので、飲食業としての営業ではないのです。

これが、角打ちが違法ではないという理由です。

角打ちの楽しみ方や魅力については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!

角打ちとはどんな意味?読み方や由来、立ち飲みとの違いを解説

 

立ち飲み居酒屋との違い

最近では「角打ち」と称して「立ち飲み居酒屋」の業態を取っているお店もあります。

この場合は酒類小売業免許ではなく、飲食業許可を取ったお店です。

つまり、正式な角打ちではなく、角打ち風の居酒屋さん、ということになります。

 

角打ちの作法(ルール)

角打ちが違法ではないとわかり、安心して角打ちができるのではないでしょうか。

実は角打ちは、お店ごとにルールが設定されていることもあります。

店内の張り紙やお店の方から説明があれば、守るようにしましょう。

ルールを守って角打ちを楽しみたいですね。

 

料金は前払い

角打ちは基本的に前払いで、お酒を購入する度に支払います。

居酒屋とは支払いの形式が異なるので注意してくださいね。

 

長居しない

お店にもよりますが、長居を許可していないところも多いです。

あくまで立ち呑みですので、サクッと軽く飲んで楽しんで帰るというスタイルのお店が多いです。

長くても30分から1時間程度に留めておきましょう。

お店の混雑状況によって、臨機応変に対応するよう心がけたいですね。

 

角打ちは違法ではない。安心して楽しもう

角打ちは、違法ではありません。

酒類小売業免許を持った酒屋さんが、お酒を「販売」し、それを購入して店の一角で飲むのが角打ちです。

おつまみも、調理不要のものを「購入」して、その場で食べます。

酒屋の一角をを借りているというとわかりやすいかもしれませんね。

角打ちはお酒好きにとってとても魅力のある場所。

ぜひ、お近くの角打ちを探してみてくださいね。

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