日本酒の賞味期限は?開封前後で変わる?保存方法のポイントも解説!

自宅の日本酒

日本酒を美味しく飲むためには賞味期限と保存方法のポイントをおさえることが大切です。
正しい日本酒の保存方法や賞味期限を知ることで、より美味しく日本酒を味わえます。

  • 日本酒の賞味期限が知りたい
  • 日本酒の保存方法を知りたい
  • 日本酒の賞味期限が切れたらどうなるか知りたい

という疑問をお持ちではありませんか?
この記事では日本酒の賞味期限と日本酒の保存方法について解説し、疑問にお答えします。
本記事を読めば、日本酒をより美味しく味わえるようになります。

日本酒は賞味期限の表示がない

お店に行った時に、並んでいる日本酒を確認してみてほしいのですが、日本酒には賞味期限表示がありません。
日本酒に賞味期限の表示がないのは、アルコールを含んでいて、正しい保存状態であれば腐敗が進みにくいとされているからです。
したがって、食品衛生法上で賞味期限の表示義務がありません。
そのかわり、日本酒の場合は製造年月がラベルに表示されています。
製造年月は日本酒が瓶に封入された時期のことを指しています。
日本酒には賞味期限の表示はありませんが、製造年月の表記を確認して美味しく飲める期間を把握しておきましょう。

未開栓の日本酒が美味しく飲める期間

未開栓の日本酒が美味しく飲める期間の目安は以下の通りです。

  • 普通種:製造年月より約1年
  • 生貯蔵酒:製造年月より約10ヶ月
  • 生酒:製造年月より約8ヶ月

日本酒には様々な種類がありますので、種類別で解説します。

普通酒:製造年月より約1年

普通酒というのは日本酒の製造工程の「火入れ」という加熱処理を2回行っている日本酒のことをいいます。
普通酒は加熱処理を施されているため、後述するお酒よりも長期間楽しむことができます。
普通種の賞味期限は、製造年月より約1年以内を目安として、飲むのが良いです。

生貯蔵酒:製造年月より約10ヶ月

生貯蔵酒は出荷前に一度だけ「火入れ」を行うお酒のことを指します。
生貯蔵酒の場合は製造年月より約10ヶ月以内に飲むのが良いでしょう。
もちろん、あくまで目安ですのでできるだけ早く飲む方が良いです。

生酒:製造年月より約8ヶ月

生酒(なまざけ)は加熱処理工程である「火入れ」を行わないお酒のことです。
フレッシュな味わいを楽しむためにもできるだけ早く飲むようにしましょう。
製造年月より遅くとも8ヶ月以内を目安に飲むことが望ましいです。

開栓後の日本酒はできるだけ早く飲む

開栓後の日本酒はできるだけ早く飲むよう心がけましょう。
日本酒は、開栓すると空気に触れて酸化が進んで味が変化していくためです。
開栓後3〜5日経過したものを飲むと、開栓したてのものと味が変化しているのがわかります。
味わいの変化を楽しむのも日本酒の楽しみ方の一つではあります。
キャップと口が清潔であれば、日本酒にもよりますが、数週間から2ヶ月程度経過しても飲むことが可能です。
ただし、時間の経過で味は落ちていくためできるだけ早く飲むようにしましょう。

賞味期限が過ぎたら料理酒として使う

日本酒には賞味期限の表記はないものの劣化して味が落ちてしまったお酒は料理酒として活用すると良いです。
ただし、白く濁ったり香りがおかしくなったりと明らかに劣化してしまった場合は諦めて処分しましょう。
透明な日本酒が白く濁ってしまうのは「火落菌(ひおちきん)」というアルコールに耐性のある乳酸菌が増殖してしまうことによるものです。
火落菌にやられてしまった日本酒を飲んでも人体に悪影響があるわけではないと言われていますが、味や香りは格段劣化しますので美味しく飲むことはできないのです。

日本酒を保存するポイント

温度変化の少ない冷暗所で保存する

日本酒は温度変化の少ない冷暗所(20度以下の暗い場所)で保存するようにしましょう。
日本酒は温度の変化に弱く、特に高い温度に晒されると劣化が早まってしまいます。
また、直射日光はもちろん、室内照明の光にも影響し、劣化が早まります。
日本酒の瓶で色がついた瓶が多いのは、紫外線による日本酒の劣化を抑えるためです。
透明な瓶の日本酒の場合は色付きの瓶よりも紫外線の影響を受けやすいので、特に注意しましょう。
旅先で日本酒を購入する場合は瓶を新聞紙で包んでもらって紫外線から守ると良いでしょう。
冷蔵庫で保存する場合は野菜室がおすすめです。

寝かさず立てて保存する

日本酒は立てて保存するようにしましょう。
ワインの場合はワインセラーで寝かせるイメージが強いと思いますが、日本酒は寝かせて保存するのはNGとされています。
というのも、日本酒のふたの材質は長期保存に向いていないためです。
日本酒は横に寝かせると酸化しやすくなってしまうので、必ず立てて保存するようにしましょう。

製造年月を確認して美味しい日本酒を楽しもう

本記事では日本酒の美味しく飲める期間と保存方法について解説しました。

  • 日本酒は製造年月で美味しく飲める期間を把握する
  • 未開栓の場合、8ヶ月から1年以内が美味しく飲める期間の目安
  • 開栓後の日本酒はできるだけ早く飲む
  • 賞味期限が過ぎたら料理酒として活用する
  • 日本酒は冷暗所で立てて保存する

日本酒を購入してからはなるべく早く飲むことを意識して、できるだけ美味しい状態で飲めるように正しく保管しましょう。
日本酒の賞味期限と保存方法に気をつけるだけでも、日本酒を美味しく飲むことができます。実践してみてください。

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