【日本酒セラー】マイナス5度が良い理由とは。おすすめのセラーもご紹介

日本酒セラー

業務用の日本酒のセラー

  • 日本酒セラーを買いたいけど、どんなものを選んだらいい?
  • マイナス5度に設定できるセラーが良いと聞いたけどおすすめはある?

こんな疑問はありませんか?

日本酒セラーを選ぶ際に「マイナス5度に設定ができるかどうか」は特に重要視したいポイントです。

この記事を読めば以下のことがわかります。

  • 日本酒セラーはマイナス5度設定ができるものを選ぶべき理由
  • 日本酒の種類別の適切温度
  • おすすめのマイナス5度設定ができる日本酒セラー

日本酒セラーの購入を検討している方は、ぜひ読んでみて下さいね。

 

日本酒セラーはマイナス5度設定を選ぶべき理由

 

日本酒セラーを選ぶなら、マイナス5度設定ができるものを選ぶのがおすすめです。

なぜなら、日本酒が凍らず、味や香りの劣化を最大限に抑えられる理想の温度がマイナス5度だからです。

日本酒は温度にとても弱く、少しの温度変化が味わいに影響するお酒。

そのため、選ぶ時の最大のチェックポイントが設定温度です。

特に、「日本酒をちびちびと少しずつ消費したい人」や、「フレッシュな味わいが好きな人」は、マイナス5度に設定できる日本酒セラーがおすすめ。

ちなみに、日本酒の保存場所としてよくある冷蔵庫の温度を見てみましょう。

 冷蔵庫の温度 2~6度
チルド室 0度
パーシャル室 マイナス3度
野菜室の温度 3~8度
冷凍庫の温度 マイナス18度

 

 上記の表からも、冷蔵庫ではなく日本酒セラーが日本酒の保存に適しているのがおわかりいただけるのではないでしょうか。

 

マイナス5度保存が適している日本酒の種類

日本酒の種類や味の特徴によって、適している温度は微妙に違います。

酒造さんによっては、「この日本酒は5℃」「こちらの日本酒は−5℃」など、詳細に決めているところもあるといいます。

 

 キーワード 適温
生酒・しぼりたて・新酒・フルーティ マイナス5度
火入れ(低温殺菌してあるお酒) マイナス5度~5度

 

火入れをしていない生酒はマイナスが望ましく、火入れしているお酒は5℃程度まで、というのが基本のようです。

生酒は、低温殺菌していないお酒です。

そのためフレッシュな香りや味が楽しめますが、劣化しやすいです。

火入れをすると、酵母の働きが止まるため品質が安定します。

そのため、5度程度でも品質が保てると言われています。

どんな種類の日本酒でも適温で保存したいなら、やはりマイナス5度設定できる日本酒セラーがおすすめです。

 

 

ワインセラーでも、日本酒セラーに代用できる?

 

ワインセラーは日本酒セラーとして代用してもOKでしょうか?

もちろん、決して代用にはならない、というわけではありません。

ですが、これまでご説明してきた「マイナス5度設定」というポイントから見ると、ワインセラーの温度は高過ぎます。

日本酒を長期保存させたい方や、味や香りにこだわりたい方には、ワインセラーはおすすめしません。

 

おすすめのマイナス5度設定ができる日本酒セラー

 実は、マイナス5度設定ができる日本酒セラーは、今のところあまり多くはありません。

今回は2つを厳選して紹介します。

 

AQUA(アクア)「SAKE CABINET」

SAKE CABINET」の最大の特長は、マイナス10度~10度まで5段階の温度設定が可能ということ。

酒造でも行っているマイナス5度での管理が、家庭でも実現できます。

庫内が見えない仕様になっており、徹底的に紫外線を遮断。

ブラックの高級感のある色味なので、見た目もおしゃれです。

四合瓶から一升瓶まで、縦置きで収納できるのも特徴です。

 

レマコム「三温度帯冷凍ストッカー」

リーズナブルさで選ぶなら、レマコムの「三温度帯冷凍ストッカー」がおすすめです。

元々は食品を大量に保存するストッカーですが、たくさんの日本酒ラバーがセラーとして利用していますよ。

 【三温度帯冷凍ストッカーの設定温度】

 冷凍 マイナス5度~マイナス20度
チルド 0度~マイナス5度
冷蔵 8度~0度

 

日本酒セラーとして購入する場合には、「チルド」設定が適切ですね。

サイズ別に7種類展開しているので、お手持ちの本数によって大きさが選べます。

すべて縦置きで収納できるのも魅力です。

 

味にこだわるならマイナス5度設定の日本酒セラーを選ぼう

 

日本酒本来の味や香りを長く楽しみたいという方には、マイナス5度設定の日本酒セラーがおすすめです。

なぜなら、日本酒が凍ることなく劣化を最大限に抑えられる温度がマイナス5度だからです。

特に火入れがされていない生酒は、劣化が早いので保存温度には注意。

火入れされている日本酒でも、5度までで管理するのが良いとされています。

保存温度は日本酒の美味しさに大きく影響するので、セラーにはこだわりたいですね。 

 「角打ち東京」では、保管もらくらくの一合パウチ「ぽち酒」を販売しています。日本全国より厳選された日本酒を飲み比べて楽しめます。ぜひご覧ください。

タグ: コラム

色々な日本酒取り揃えています