日本酒1升瓶の購入ポイント!無駄なく楽しめる保存・活用方法

1合瓶

1升瓶で日本酒がずらっと並んでいる酒屋を訪れると、4合瓶と比べてラベルの迫力があり、心が踊りますね。そして、初めて1升瓶を手に取るとその重みに「そもそも飲み干せるのだろうか?」と購入を躊躇う方もいるかと思います。
今回は日本酒1升瓶を購入したい人や、購入したけれど無駄なく飲めるか不安な方におすすめな購入方法や保存・活用方法を紹介します。

日本酒1升瓶の購入ポイント

日本酒1升瓶とは

酒屋に並ぶ1升瓶の形に注目すると、4合瓶と異なり1升瓶は全て同じ形をしていることに気づきます。
その理由は1升瓶のサイズは国で規定があるからです。1升瓶のサイズはJIS S2350:2014の「容量表示付きガラス製びん(壜)」で定められています。

1升瓶のサイズ
容量 1800±15ml
質量 950g
高さ 395±1.9mm
上部直径 30±0,3mm
底部直径 105.3±2.5mm

つまり、日本酒1升瓶に入っているお酒の量はすべて1800mlになります。日本酒は合という単位で表すことが多いですが、1合=180mlですので、1升だと10合になる計算ですね。

日本酒1升瓶の相場

一般的な日本酒1升瓶の価格はおよそ2000円〜4000円くらいが相場になります。
1升瓶で購入すると1合あたりの単価は4合瓶などで購入するよりもほとんどの場合お得です。
例えば、スーパーや酒屋、飲食店でも目にすることが多いポピュラーな名酒「久保田 千寿」を見てみましょう。

久保田 公式オンラインストア 
https://www.asahi-shuzo.co.jp/kubota/senjyu/

2022年1月現在の価格(税抜価格)は300mlで500円、720mlで1080円、1800mlで2430円になります。これを1mlで換算すると300mlは約1,66円、720mlは1,5円、1800mlは1,35円です。
銘柄により利率は異なりますが、量が増えると価格面ではこのようにお得になることが多いです。

失敗しない日本酒1升瓶の選び方

飲んだことのない銘柄を購入しない

日本酒は1升瓶で購入したほうが4合瓶よりも割安になることはわかりましたが、だからといって飲んだことのない銘柄をお試しで購入するのは避けたほうが良いでしょう。
理由はもちろん好みの味ではなかった場合のリスクが4合瓶に比べると量が多い分だけ大きいからです。
そんな失敗をしないように、購入を検討しているお酒はサイズの小さいものを購入してまず飲んでみて、気に入った銘柄を一升瓶で購入するようにしましょう。
また、同じものを取り扱っている飲食店があれば、食事のついでに注文してみるのも良いですね。

味が変化する前に飲む

日本酒は環境の変化に弱く、空気に触れることで酸化が進み、開栓から1週間ほどで味に劣化がはじまります。
1升瓶で購入した日本酒を最後まで同じ味で美味しく楽しみたい場合には1週間以内に飲み干すことがおすすめです。
ただし純米酒などの種類の日本酒は、その味の変化を楽しめる場合があります。
このあと紹介する保存方法を実践することで、劣化と違う味わいが感じられます。

保存場所を確保する

日本酒を1升瓶で購入したあとに問題なのが置き場です。小分けにしても空き瓶は残り、ゴミの収集日まで場所を取ってしまいます。
1升瓶はリユース商品なため、ゴミ収集日以外でも引き取りを行っている酒屋や自治体があるため、処分を急ぎたい場合は問い合わせてみると良いでしょう。

日本酒1升瓶の保存・活用方法

日本酒1升瓶の保存方法

日本酒は日光などの紫外線や、高温な場所に置くことで味の劣化が進んでしまう保管の難しいお酒です。
日光を避けることができる暗所で保管が難しい場合には、瓶を新聞紙などで包むなどして遮光しましょう。また、日本酒の種類によって保存に適する温度が異なるため、以下を参考に適した保管温度を保ちましょう。ここでいう「常温」は15℃〜20℃ほどと考えてください。

日本酒の種類別の保存温度・保存方法
生酒  温度5℃前後の冷蔵庫で保管
吟醸酒 温度10℃前後の冷蔵庫(野菜室)で保管
純米酒 常温保管
普通種 常温保管  

その他、日本酒の場合は保管場所に立てて置くことでお酒の酸化防止対策となります。
立てて置けば寝かして置いたときと比較して、お酒と空気の触れる面積を狭くすることでき、酸化を遅らせることができるためです。
1升瓶を立てて保存するスペースがない場合は、4合瓶などに小分けすることで冷蔵庫にも立てて保存しやすくなります。

余った日本酒の活用方法

日本酒カクテルのベースに使用する

残った日本酒でカクテル作りを楽しむのも良いでしょう。
日本酒カクテルは市販されていますが、種類は少なくスーパーやコンビニなどでも陳列されていないことが多いです。
例えば、日本酒カクテルの中でも有名な「サムライ」は気軽に楽しめるカクテルです。日本酒をベースにライムジュースを好みの分量を加えるだけででき、家庭でも簡単に挑戦できます。

料理に活用する

日本酒を料理に使うことで、肉や魚の臭みを抑え、素材を柔らかく仕上げ、味のしみ込みを良くする効果があります。また料理酒と異なり、塩分や甘味料などの副原料が含まれてないため、塩分を控えたい方や健康志向な方にもおすすめです。

日本酒風呂にする

日本酒をお風呂に1合程度加えるだけで簡単に実践できます。
日本酒に含まれるアミノ酸やアセトアルデヒドが保湿効果を高め、発汗作用が期待できます。人によっては肌に合わないこともあるため、予めパッチテスト等を行い、不安な方は少量から試すと良いでしょう。

今回は、日本酒1升瓶についての基本事項から購入ポイントや保存・活用法まで幅広く紹介しました。1升瓶=1.8Lをすべて飲み干すのは難しいかもしれませんが、活用方法を参考に無駄なく楽しんでくださいね。

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