現在、日本国内には日本酒の買取を行っている業者が増えつつあります。
物によっては数十万円の査定が付くような高額な銘柄もあるとか。
ですが、一つ間違えると査定額が低くなってしまう可能性もあります。
そこで今回は、日本酒を高く売るためのポイントや高額査定になりやすい銘柄を紹介します。
日本酒を高額買取に繋げるポイント
高木酒造の十四代、播州山田錦、中取り純米吟醸の一升瓶をお買い取りしました❗
— ブレラ/質アキヤマ(福島県郡山市) (@brera78) May 7, 2022
定価だと数千円の日本酒ですが、買い取り金額は3万円オーバー💦💦
十四代って凄いです😅 pic.twitter.com/SWjzmjETSL
日本酒を高額買取してもらうためには、いくつかのポイントがあります。
ここで紹介するポイントをしっかり抑えることで、満足できる額で日本酒を買い取ってもらうことができるはずです。
日本酒買取は未開封が原則
日本酒は、他のアルコール類と比べると、一度開封することで味に影響が出やすいお酒です。
理由は、含まれる糖度が高いため。
一度開封してしまうだけで味は次第に変化していき、品質の劣化に繋がります。
新品の日本酒の瓶口は、冠頭(かんとう)と呼ばれるキャップシールで保護されています。
これが破れていたりすると開封品として扱われる可能性があり、査定額に大きな影響を及ぼしてしまうケースも。
銘柄の中にはワインのようにコルクキャップが用いられているものもあり、液面が低下したり、黄ばみが発生する場合もあるため、より注意が必要です。
付属品を揃えておこう
日本酒を高額買取に繋げる2つ目のポイントは、付属品を揃えておくことです。
一般的に、販売価格が高い、いわゆる高級な日本酒であればあるほど、付属品が付けられた状態で販売されています。
付属品とは、化粧箱や冊子、化粧紙などを指し、特に買取価格が高い日本酒は全て揃った状態が当たり前となっているような状態です。
逆に、買取価格が低い日本酒では、付属品の有無は査定額にさほど影響ないとされています。
査定を上手く利用する
日本酒を高く売るためには、査定を上手く利用するのもおすすめです。
現在、日本国内で日本酒の買い取りを行っている業者は、大黒屋やブックオフといった大手を始めとして数多く存在しています。
ある程度の相場はあるものの、業者によって買取価格は違います。
複数の買い取り業者に査定を依頼し、一番高く買い取りをしてもらえる業者を探してみましょう。
大黒屋では、メールやLINEを使った査定を行っています。
自宅にいながら査定額を知ることができるため、買取価格の高低を簡単に知ることができるのです。
生酒には特に注意が必要
日本酒に、火入れをしていない「生酒」を買い取りしてもらう時には、特に注意が必要です。
生酒は、加熱処理をしていないことから、フレッシュな状態を楽しむお酒です。
そもそも日本酒は外気温や日光の影響を受けやすい繊細なお酒。
火入れを行っている日本酒は比較的長期保存が可能ですが、生酒は早いうちに飲むのが美味しいとされています。
そのため、長期保存した生酒は、高額買取にならないケースも多いのです。
生酒は特に早めに買取してもらう方が買取額が高くなる傾向にあります。
高額買取になりやすい日本酒の銘柄
日本酒は基本的に年間を通じて、いつでも安定的に市場に出回るものではありません。
大量生産されているような銘柄もありますが、いうまでもなくそのような銘柄は高額買取にはなりません。
高額買取になる銘柄は、限定販売であったり通販に乗らず地元でしか手に入らないような入手困難な銘柄がほとんどなのです。
ここで、高額買取になりやすい銘柄をいくつかご紹介します。
山形県・高木酒造『十四代』
十四代 中取り純吟 播州山田錦
— 🔰🍶DRY🍶🔰 (@daruya2) June 19, 2022
甘い口当たりから微かなパイン感。かなり飲みやすい。#日本酒 #十四代 #高木酒造 #山形県 #播州山田錦 #sake #sakelovers #japanesesake #日本酒好きな人と繋がりたい #父の日 pic.twitter.com/YTmo03u1Dm
1615年に創業した高木酒造が手がける『十四代』は、非常にプレミアムな銘柄として知られています。
同時に余りにも入手困難であるため、一部では「幻の日本酒」とも呼ばれています。
買取価格を公開している大黒屋のホームページを見てみると、最も高いもので『十四代 純純米大吟醸 龍泉』を309,000円で買取した実績があります。
その他のシリーズでも、ほとんどが買取額10,000円を切っているものの方が少ないため、十四代の銘柄は高額買取になりやすい銘柄であると言えるでしょう。
福井県・黒龍酒造『黒龍』
日本酒アカを始めて約半年が経ちました
— 禁酒くん!日本酒〜🥰🔰 (@mr_prohibition) June 15, 2022
変わらず黒龍が好きです
ESHIKOTO 仙台店開けそう(?)🐉#日本酒#No黒龍NoLIFE pic.twitter.com/Bfw0QrUcVU
福井県の黒龍酒造が作る『黒龍』もまた、希少価値の高いプレミア日本酒として有名な日本酒です。
中でも、期間限定で販売される「石田屋」「仁左衛門」「八十八号」「しずく」の4銘柄は黒龍ラインナップの中でも四天王と呼ばれています。
買取額も高額になりやすい傾向にあります。
静岡県・磯自慢酒造『磯自慢』
天美・純米大吟醸と、亜麻猫spark
— NY101650. (@NY101650_) June 18, 2022
天美はとてつもなく甘く美味い🍶
新政の亜麻猫は白ワインの日本酒仕様な感じ😋
磯自慢の一滴入魂もメロンのような香りと水のような飲み口で飲める‼️#sake pic.twitter.com/CIVCwMvqSC
『磯自慢』は、2008年7月7日から7月9日に掛けて開催された通称・洞爺湖サミットの乾杯酒に選ばれたことで有名な日本酒です。
南アルプスの伏流水と、好適米である山田錦を用い、徹底した温度管理の元造られる日本酒は絶品の一言。
フルーティな香りが特徴の1つです。
ラインナップのなかで、特に高額買取の実績があるのは「ビンテージ」シリーズの『中取り純米大吟醸35アダージョ』です。
大黒屋は25,000円での買い取り実績が残されています。
しっかりポイントを抑えて日本酒を高く売ろう
日本酒を高価買取してもらうポイントをご紹介してきました。
- 未開封であること(キャップの破損には注意!)
- 付属品(化粧箱や冊子)を保存しておくこと
- 複数の業者に査定を頼むこと
- 生酒は特に早めに買い取りしてもらうこと
ポイントをしっかり抑えて、できるだけ高く買い取ってもらいましょう!