国内外から高評価の日本酒「雪の茅舎」を飲むなら。おすすめを紹介

茅葺き屋根の農家が、雪に埋もれて点在している様子から命名された日本酒「雪の茅舎」。

香りが豊かで雑味がなく、雪解け水のようにクリアな味わいが日本全国で高評価を得ています。

そこでこの記事では「雪の茅舎」が気になっている方に、「雪の茅舎」がどんな評価を得ているのかをご紹介します。

また、多数のラインナップから、ぜひ飲んでほしいおすすめ商品もお伝えしていきますね。

 

「雪の茅舎」の評価と主な受賞歴  

全国新酒鑑評会での受賞は秋田一で、国内だけでなく世界中から高評価を受けています。

「雪の茅舎」の平成以降の主な受賞歴は下記の通りです。

 ・全国新酒鑑評会 金賞 20回以上

・東北清酒鑑評会 【吟醸酒】優等賞 22回 【純米酒】優等賞 19回

・IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)

・ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)

・JOY OF SAKE(全米日本酒鑑評会)

 

「雪の茅舎」のおすすめ商品

豊富なラインナップの「雪の茅舎」。

今晩の1本を選びたいけれど、どれを選んだらよいのかわからなくなりますよね。

定番酒から特別な日に飲みたい銘柄まで、おすすめを紹介します。

 

「雪の茅舎 純米吟醸」

参考価格 720ml  1,650円

これぞ秋田の地酒!と抜群の安定感が人気の定番酒です。

フルーティな吟醸香に、やさしい酸味とコクが加わってバランスが良く舌触りは滑らか。

和食全般と相性がよく、常備しておきたい酒の1つと評判です。

ANAファーストクラスでも採用され、評価も高い実力派です。

 

「美酒の設計 純米吟醸 火入れ」

参考価格 720ml  1,925円

「秋田に美酒の設計あり」と、県外問わずファンを魅了する限定酒です。

同じく人気の「獺祭」とはまた違った旨さがあると人気。

しかも、公式ホームページには掲載されていません。

正規販売店や通販で購入が可能です。

純米大吟醸や特別純米などの一般的な種類はなく、生酒と火入れバージョンの二種類があります。

兵庫県産山田錦を55%まで磨き上げた味わいは、フレッシュでパインのような香り。米の旨味がしっかりと感じられます。

マシュマロのようにふんわりした甘さの後に続く鋭い辛さが人気です。

「生酒」より「火入れ」の方が味が落ち着いおり、しみじみとした美味しさ。

大人の洗練さと風格の芳醇薫酒はワンランク上の食事と相性が抜群です。

開栓後も長時間味の変化が楽しめる、まさに設計された美酒です。

 

秘伝 山廃(やまはい)純米吟醸

参考価格 720ml  1,870円

「茅舎は山廃」と決めているファンも多い、心に染みる酒。

 

職人の手間と時間をかけて醸された味は、フルーティな香りと華やかさがあり山廃ならではの酸味があるお酒。

個性が強い山廃のイメージですが、「雪の茅舎」の場合は、イメージを覆すほどの透明感と、綺麗な旨味が特徴です。

濃厚だけど重くない、食事を邪魔しない一本。

ペアリングによる味の変化を愉しむ酒として人気です。

 

大吟醸 原武(はらたけ)  

参考価格 720ml  5,500円

原武(はらたけ)とは、歌手:郷ひろみさんの本名「原武裕美」に由来した大吟醸酒。

郷ひろみさんがテイスティングを重ね、2009年にお父様の英夫さんと酌み交わすために造られた酒です。

ラベルはお父様の直筆を採用。

蔵人達が丹精込めて生産した酒米を40%まで磨いた、無濾過の生原酒です。

さわやかでフルーティな香りで、淡雪がとけていくような舌触り。

父の日などのお祝いに人気ということです。

 

寒造り 製造番号酒 純米大吟醸生酒

参考価格 720ml 5,280 円

製造番号が一本一本にナンバリングされた、季節限定の極上酒です。

山田錦を35%まで精米した純米大吟醸を袋吊りし、余計なストレスを与えずに一滴一滴を集めた貴重なお酒。

フルーツをかじったようなジューシーさと、豊かな甘みが絶妙で、芳醇な余韻が心地よく広がります。

世界的なワインの評価法「パーカーポイント」の日本酒版では、100点満点中なんと92点。「十四代」と並ぶ評価を得ています。

蔵元では予約分の出荷のみ。すぐに完売するので次の年の発売まで追加の入荷はないそうです。

洗練さを極めに極めた雫酒、一度は飲んでみたいですね。

 

純米大吟醸 聴雪(ちょうせつ)

参考価格 720ml 化粧箱入 7,700円

「雪の茅舎」の中でも最高傑作。雫(しずく)酒を2年ほど氷温熟成しています。

果実を思わせる華やかな香りと繊細な味がバランスよく調和。

1.8Lは桐箱入りなので贈答用にもおすすめですよ。


雪の茅舎の読み方

雪の茅舎は「ゆきのぼうしゃ」と読みます。

「茅」は「かや」と読み、屋根を葺く材料になるイネ科の多年草のことです。

「舎」は「しゃ」と読み、人が住むための家や屋敷を意味しています。

合わせて「雪の茅舎」とは「雪に埋もれたかやぶきの家」を意味します。



名前の由来

蔵元の齋彌(さいや)酒造店を訪れたある作家が、この蔵の特殊な「のぼり蔵」という形状を見て、

「雪に埋もれた茅葺き屋根の農家が点在している冬景色のようだ」

と言ったことから「雪の茅舎」と名付けられました。

自然の地形を生かした蔵の構成は当時のまま残っており、登録有形文化財にも認定されています。

 


酒造の紹介

雪の茅舎の蔵元は高橋藤一(とういち)氏が杜氏を務める齋彌酒造(さいやしゅぞう)店です。

秋田県由利本荘市で1902年(明治35年)に創業された老舗の酒蔵。

初代杜氏は齋藤繭太郎(さいややたろう)です。

由利本荘市は藩政時代に旧亀田藩の物流拠点として栄えていて、「穴を掘れば水が出る」といわれるほど湧水が豊富でした。

中硬水の良質な水は、しっかりしたボディのある味の酒を造りだし、自然の地高低差と引力を利用し、良い酒を育む酒蔵と人々を魅了してきました。



特徴的なのぼり蔵

「のぼり蔵」とは、11棟が連なる酒蔵のことです。

精米所から貯蔵庫までは約6メートルの差があります。

酒米は一番上の精米所に運ばれ、下に行くほど酒造りが進んでいく仕組みです。

「のぼり蔵」という名前は、全国のうまい酒と肴のうんちくを語る著者「諸白醸児(もろはくじょうじ)」が名付けました。

焼き物の登り釜に似ている珍しい蔵だということですよ。


酒造りのモットー

日本で初めてオーガニック認定を受けたほどの自然な酒造りが特徴。

蔵人達が自ら栽培した「秋田こまち」で仕込み、自社培養酵母を使用。

「櫂入れしない」「濾過しない」「絞った酒は加水しない」

という3つの無いをモットーに、仕込んだら最後まで人の手を加えない独自の酒造りをしています。

「三無い造り」により人が行うのは「酒質の見極め」「機械作業」「清潔な環境造り」。

極力微生物や酵母による自然な対流に任せる手法をとっています。


酒造見学

残念ながら、今はお休みされていますが、電話で問い合わせができます。


【お問合せ】

株式会社 齋彌酒造店

電話:0184-22-0536(営業時間 平日 8時~17時)



雪の茅舎の特約店

「雪の茅舎」は蔵元で販売はされていません。

近くの酒販店、または通販でお買い求めください。

※「原武(はらたけ)」のみ、公式サイトから蔵元に注文ができます。


「雪の茅舎」購入ページ

大吟醸「原武」購入ページ


通販サイト

通販サイトでは、豊富な種類の「雪の茅舎」が販売されています。

サイトによっては希少性の高い限定品を手に入れることができますよ。


・須田商店 秋田県由利本荘市松街道139 0184-22-7962

http://www.sudasaketen.com/


・お酒のひょうたん屋 大阪府東大阪市神田町19番8号 072-987-1138 https://www.hyotan.co.jp/


・丸内酒食品 名古屋市守屋区幸心3丁目1528 052-793-3925 http://www.maruuchi-jizake.com/


・全国70店舗をまとめたサイト

雪の茅舎・美酒の設計の販売店 買える店

 


「雪の茅舎」がプロフェッショナルに登場

NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に、

「踏み出す勇気、終わりなき革命〜杜氏・高橋藤一〜」

として2018年に登場しました。

7ヶ月にわたる蔵元の密着取材の中で、できる限り肥料を与えない米作り、人の手を加えない酒造り、50年かけて培ってきた技術などを紹介。

高橋杜氏の汗と創造の全てが凝縮された内容です。

 

 

 

雪の茅舎のバウムクーヘン

2016年に発売された、秋田のバウムクーヘンショップ「ハナマルシェ」とのコラボレーション商品。

大吟醸の酒粕と、秋田県産米の米粉、日本三地鶏の比内地鶏卵を使用し、オール秋田の旨味がバランスよく詰め込まれたお菓子です。

一つひとつ店内の工房で焼き上げられ、生地の層は20層以上あります。

カットするとすっとナイフが入り、柔らかな感触が特徴。

しっとりしていて、エアリーな食感で、日本酒の風味が最後まで残る贅沢な味わいです。

アルコール分はゼロなので、子どもと一緒に家族で楽しめますよ。


まとめ

雪が深い美しい景色の中、豊かな自然の恵みとともに醸されてきた、秋田の銘酒「雪の茅舎」。

その評価は海外でも高く、国内ではオーガニック認定を受けるほどです。

「お酒は人ではなく、微生物が造る」と、自然の力を最大限に引き出して造られています。

雪のような静けさの中、酒の声を聴き続けてきた蔵人たちの想いが感じられるお酒は、雪解け水のように心と身体に染み込んでいきます。

ぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。

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