高級な日本酒は、人生の節目を祝うプレゼントに最適です。
普段なかなか手が出ないような高額の日本酒は、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えるのにぴったり。
本記事では、高級日本酒の銘柄について知っておきたい以下の項目について解説します。
- 高級な日本酒の選び方
- 1本1万円前後する、高級銘柄7選
入手困難な希少酒も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
高級な日本酒の選び方
日本酒の高級銘柄を知るには、まず製造過程や特徴をおさえましょう。
ここでは、高級な日本酒の選び方を順に解説していきます。
1.種類で選ぶ
日本酒は製造過程において、原料や精米歩合の違いにより大きく4種類に分けられます。
精米歩合とは白米と玄米の表層を数値化したもので、磨けば磨くほど減少します。
日本酒の種類 |
原料 |
精米歩合 |
純米酒 |
米・米麹・水のみ |
ー |
本醸造酒 |
米・米麹・水 |
70%以下 |
吟醸酒 |
60%以下 |
|
大吟醸酒 |
50%以下 |
高級な日本酒に多い「純米大吟醸」は、米本来の旨味に加えスッキリとした飲み口とフルーティーな香りが特徴です。
2.味わいで選ぶ
日本酒の甘辛度を決める指標は「日本酒度」で判断します。
日本酒度の目安 |
||
大甘口 |
普通 |
大辛口 |
ー6以下 |
ー1.4〜+1.4 |
+6以上 |
プラスマイナスで表しますが、普通基準がー1.4〜+1.4。
普通よりマイナスになればなるほど甘口、プラスになるほど辛口と覚えておきましょう。
3.銘柄で選ぶ
日本酒は、なじみの地域や高級銘柄で選ぶのもおすすめです。
人気で希少価値が高く、市場に出回らない日本酒も数多く存在します。
日本一高いと言われる「夢雀」や幻の日本酒「百光」、入手困難とされる十四代「龍泉」は最高峰の日本酒といえるでしょう。
日本酒高級銘柄おすすめ7選!
1万円前後する高級な日本酒の銘柄を7つ紹介します。
- 久保田「萬寿」純米大吟醸
- 山田錦「原酒ゴールド」純米大吟醸
- 梵「超吟」純米大吟醸
- 紀土「無量山」 純米大吟醸
- 来福「超精米」純米大吟醸
- 獺祭「早田磨き二割三分」純米大吟醸
- 笹祝「入魂の技」大吟醸酒
1.久保田「萬寿」純米大吟醸
夜勤明けじゃああい!!
— 古代米ダブル (@kodaimai2) January 28, 2023
1週間終わったのでお疲れ様ですということで三河屋さんにて久保田萬寿
デリシャスリンゴ辺りを思わせる上立香が華やかに出る。
馥郁とした甘味が柔らかく広がり、刺激を伴わず切れていく。口当たりは薄いオブラートの下に透明感のある清流が流れるかのような
#古代酒ダブル pic.twitter.com/CCnMBoyWh7
新潟県にある朝日酒造の「久保田 萬寿」純米大吟醸。
華やかで重厚な香りと深みのある味わいが特徴です。旨味・甘味が調和し料理との相性もよく、お祝い事の場面を彩ります。
2.山田錦「原酒ゴールド」純米大吟醸
京都伏見にある老舗酒蔵・山本本家の「山田錦 原酒」純米大吟醸。
全国燗酒コンテスト2022プレミアム燗酒部門金賞。山田錦の米の旨味が味わえる逸品です。コクとキレを楽しむには冷酒もおすすめ。特A地区産山田錦を100%使用しています。
3.梵「超吟」純米大吟醸
さぁ飲むぞー 今年の元旦は梵の超吟をかみさんが用意してくれた 楽しみー pic.twitter.com/2SZT74OM3z
— 永久保貴一 (@nagakubo_info) January 1, 2023
福井県にある加藤吉平商店の「梵 超吟」純米大吟醸。
精米歩合20%で珠玉の名酒と呼ばれ、完全予約限定品です。無添加にこだわり、白山連峰の伏流水を使用。芳醇旨口で素晴らしい香りに感動します。
4.紀土「無量山」 純米大吟醸
2023/1/27
— すずき (@hop_virus) January 27, 2023
平和酒造
紀土 -KID- 無量山 純米大吟醸 pic.twitter.com/I3Ae6iQmYP
和歌山県にある平和酒造の「紀土 無量山」 純米大吟醸。
最高水準の山田錦と和歌山の湧水を使用。香りは強く淡麗でやや辛口、少し冷やして飲むと絶品。蔵人の想いがつまった、紀土シリーズ最高峰の味わいです。
5.来福「超精米」純米大吟醸
来福 純米大吟醸 超精米
— natcst180 (@natcst180) April 9, 2022
透明感のある上品な甘味、膨らみのある旨みが凄い。
高級お酒ですが納得の味わい。凄いの一言 pic.twitter.com/vnAVT2Qdcn
茨城県にある来福酒造の「来福 超精米」純米大吟醸。
Kura Master 2020純米大吟醸酒部門金賞。精米歩合は驚異の8%!
甘くフルーティーな香りとバランスのよい味わいで、飲む人に福が来ますようにという願いが込められています。
6.獺祭「早田磨き二割三分」純米大吟醸
今回の自分へのお土産
— ボルガ博士 (@dagon_in_jp) August 6, 2021
純米大吟醸 磨き二割三分 獺祭早田
これはちまちま飲みます pic.twitter.com/YhTuByqIBA
山口県にある旭酒造の「獺祭 早田磨き二割三分」純米大吟醸。
二酸化炭素をマイクロバブル化し、酒に加えることにより火入れのダメージを減らしフレッシュな味わいに。
明治大学教授の故早田氏と旭酒造の共同研究により開発。業績に敬意を表し早田の酒銘が付けられました。濃醇中口でフルーティーな味わいです。
7.笹祝「入魂の技」大吟醸酒
酒徒名人4級クリアのご褒美は、「店内冷蔵庫にある一杯1,000円以下の日本酒一杯プレゼント」。
— もふりーと/八百十三 (@mofu_813) February 5, 2022
いやぁほとんどの酒が飲めるやん、と思ったら意外と1,000円越えのお酒があるのよな。
折角ということで一杯1,000円の笹祝 入魂の技 大吟醸をセレクト。旨味が強いが程よく苦味もある。バランスがいいです。 pic.twitter.com/LCsSaLnpMU
新潟県にある笹祝酒造の笹祝「入魂の技」大吟醸酒。
創業120年の技術を結集した最高峰の日本酒です。
極寒の1月にゆっくりと醗酵をすすめ、甘味を蓄える最高の逸品。神秘的な吟醸香は和食によく合います。
まとめ
今回は、特別な記念日を彩る高級銘柄の日本酒を紹介しました。高級な日本酒は、大人のお祝い事に大変喜ばれます。
日本酒高級銘柄を選ぶコツは以下のとおりです。
- 日本酒は種類・味わい・銘柄で選ぶ
- 1万円で買える日本酒は贈答におすすめ
- 有名な日本酒高級銘柄7つを紹介
「角打ち東京」では、全国各地から厳選した「ぽち酒」を販売しています。今回紹介した、笹祝「入魂の技」が一合というお手頃な量で楽しめます。飲み比べに便利な1合サイズ(180ml)をぜひご覧ください。